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【クロスバイト】インビザラインの注意点

Invisalign

はじめに 

矯正の一種:インビザライン

インビザラインは歯列矯正の一種です。

マウスピース型で、ワイヤーをつけず、目立ちにくい
少しずつトレーを変えながら歯を移動させるので、ワイヤーに比べて痛みが小さい

というメリットがあります。

反面、

・インビザラインでは矯正しにくい歯列がある
・付けた状態で水以外の飲み食いができない

などのデメリットがあるのも事実です。

この記事では、【クロスバイト】の方に必要な注意点をまとめていきます。

クロスバイトとは?

cross (交差する) bite (噛み合わせ) とは、

・上の歯が下の歯よりも奥にある状態
または
・下の歯が上の歯よりも外にある状態

をいいます。

特に顎が小さい方や、歯が大きい方に起きやすい噛み合わせで
顎に歯が収まりきらなくなった結果
上か下の歯が前や後ろに出てしまうことで起きます。

Lilyも、そうです。
顎が小さく歯がでかいのです。トホホ。

クロスバイトの注意点

では、そんなクロスバイトの方にとっての
インビザラインはどう影響してくるのか、みていきましょう。

ワイヤー矯正でも同じような現象が起こることがありますが、
インビザラインだけに目を向けて話を進めていきますね。

噛み合わない 

矯正前は、おそらく
歯と歯が交差した状態で、ガッチリ上と下の歯列が噛み合っていたと思います。

それは、上/下の歯が
下/上の歯よりも奥/外にしっかり入り込んでいるため。

けれど、矯正を始めると
問題の歯が理想の歯列に入り込んでくるため、
少しずつ、入り込んでいた隙間を埋めていきます

すると、今までぴったり入っていた歯が収まらなくなり
ガッチリ噛めなくなります。

わたしはまさに今、歯が入らなくなったとこなので
奥歯どころか犬歯あたりも上下が当たりません。
食事はかなりゆっくり、何度も何度も噛んでいます。

ぐらぐらする?! 

歯列矯正は、「歯の動揺」と呼ばれる現象を使って行われます。

「歯の動揺」とは、
健康的な歯でも、指で歯を押すと、
すこ〜〜〜〜しだけ揺れますよね。
その動きのことを言います。

矯正中は、その可動範囲を大きくし、
動揺→移動→固定→動揺→移動…
と動かしていきます。

そのため、いつも以上に「抜けるんちゃうんか」と思うくらい動くのです。

クロスバイトの場合、食事のときにトレーを外すので、
移動させようとしている場所からどうしてもバックしてしまい
「ぐらぐらする」と感じやすいでしょう。

でも、ご安心ください、問題ありません。
相当な力を加えない限り…笑

歯と歯が当たる 

あと数トレー後にはぶち当たるであろう問題、「山越え」

クロスバイトだと、必ずいつかは歯を超えないといけませんよね。

一気に数ミリも動くわけではないので
いつかは交差していた歯同士がちょうど当たる日が来ます。

より噛み合わなくなり、食事が辛いかもしれませんが
そのトレーをつけている間は、柔らかいものや、流動性のあるものを選んでください。

おわりに

素敵な歯並びを目指して大金払ったってのに
苦労苦労苦労で大変ですよね。

でも何十年の人生のうちの1〜3年。
山越えする期間はおそらく1ヶ月にも満たないでしょう。

今は辛いと感じるかもしれませんが
その先を見て、歯と同様(動揺)に、山を越えていきましょう!!!

ん?誰が寒いって?
エアコンの温度上げるといいよ。

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